県広報誌「和(なごみ)」が龍神のチップボイラーを取材

和歌山県が主に県外向けの情報誌として年3回発行している「和」(なごみ)の取材スタッフが6月3日、チップボイラー(木質バイオマス)の取材で季楽里龍神に取材に訪れ、観光協会がサポートを行った。
発行は7月中旬。世界的博物学者である南方熊楠が「エコロジー」という言葉を初めて使ってからちょうど100年目にあたることから、特集のテーマは「100年目のエコロジー」。
熊楠の情報を絡めながら、無洗米やラムサール条約、企業の森の取り組みなど県内のエコネタが紹介され、木質バイオマス(チップボイラー)は最後の見開き2ページで掲載される予定だ。
これまでチップボイラーは、木質バイオマス活用の先進地であるヨーロッパ諸国の製品がリードしていたようだが、本気でやる気を出せば、すぐに追いつき追い越してしまうのが日本のモノづくりの技術力と底力!
循環型エネルギーが、特に東日本大震災の後、何かと注目されるようになったことも追い風になるはず。これを機に世界のトップを走る国に成長してほしいものだ。
豊富な森林資源がある龍神は、木質バイオマスと相性がいい地域。
これまでは産業廃棄物として処分費を使って処理していた小径木の端材が燃料として有効活用されるだけでなく、チップの供給に伴って間伐や山の手入れを行うことで森そのものが活性化し、チップ燃焼時のCO2発生量を相殺できるとのこと。
まだ今は技術的発展途上にあるかもしれないが、今後さらに技術力を高め、太陽光など自然エネルギーの活用と共に、大いに期待できる分野だと思う。
将来は、温泉街全体をカバーできるチップボイラーを設置し、その熱源を利用して発電を行い地域に供給、余った電気は電力会社に販売してはどうだろうか。
循環型エネルギーを活用することで環境にも優しく、林業と温泉の「龍神村」のブランド力もアップするはずだ…などとマジマジと考える今日この頃。


原料となる端材:龍神村間伐材流通センター(宮代)で


チッパーと呼ばれるチップ製造機:同センター


燃料となる木質チップ


サイロへのチップ投入:季楽里龍神で


季楽里龍神チップサイロ外観


季楽里龍神のチップボイラー本体


燃焼(炉内)の様子

いざいざ@どらごんおふぃす