第34回 印南町 N様宅「日向ぼっこのできる庭」

印南町は、海沿いでは漁業が盛んで「かつお節」の発祥地ともされています。また、海沿いの丘陵地では温暖な気候を生かし、エンドウやスイカ、トマトなどの野菜類やスターチスなどの花卉栽培が盛んな、自然に恵まれた町です。
今回お伺いしたN様のお宅は、高速道路の御坊インターチェンジからも近く、車で少し走れば買い物にも便利なところです。
小高い丘にある小さな分譲地で、数軒はN様と同じように週末暮らしをされています。数軒は居住しているので、防犯上も安心とのことでした。

よく手入れされた庭の、日当たり良好な家

■以外と近い、週末田舎暮らし
N様は大阪で自営業を営まれており、月数回の「週末田舎暮らし」を楽しまれています。
ここに来るだけで大変では?と思ったのですが、自宅からは車で1時間半ほどなので、ほとんど苦にならないそうです。この家を選んだ理由は、物件が気に入ったというのもありますが、交通が便利なのも大きかったそうです。

■田舎暮らしを考えたのは、購入直前
N様ご夫妻は現在の田舎暮らしをすごく気に入っているようですが、以前はあまり「田舎暮らし」を考えたことはなかったそうです。
奥様は「日向ぼっこができる縁側や庭がある家が欲しい」と思っていたのですが、大阪で探してみたものの値段も高くなかなか難しい。そんなとき、友人に田舎暮らしの雑誌を見せられて心惹かれるものがありました。すぐに電話をして、物件を紹介してもらうことになりました。
そこで紹介されたのがこの物件。特に奥様は一目で気に入り、他の物件を見た後も「すぐにでも手付け金を払う!」というほど惚れ込みました。
ゴルフが好きなご主人様も、すぐ近くにゴルフ場があったので気に入り、その後まもなく契約となったそうです。
奥様の夢「日向ぼっこのできる縁側と庭」

■大事に使われていた庭を復活
今回訪問してまず驚いたのは、お庭がすごく綺麗にされていたことでした。
よく手入れされた庭木や石灯籠などがあり、購入して1年と少しとは思えないほど。しかしお話しをお聞きすれば、前のオーナーが残されていたものとのことでした。
前オーナーのご主人様が相当大事にされていたようですが、残念ながら亡くなられたとのこと。庭の倉庫には、手入れの道具もかなり残されていたそうです。
ただ、数年は住んでいなかったので、庭木の枝は伸び、雑草は生え放題でした。
もともと庭いじりをしたいという希望もあったN様ご夫妻は、「こんなに大事にしていた庭なのに、このままではかわいそう」と、ひたすら庭の手入れに精を出したそうです。一部は業者に依頼したものの、自分たちで剪定や草ひきを行い、黒ずんでいた石灯籠や庭石を磨くなど、月数回しか来られないほとんどの時間を庭の手入れに費やしました。
その結果、荒れていた庭は驚くほどの美しさを取り戻しました。
キッチンの窓からの眺め。初夏には蛍も。

■この家に決めたのは、なにかの縁
奥様は、「そういえば、ここに初めて泊まった晩、キッチンの窓の外にホタルが飛んでいてビックリしました。最近は、前のご主人様が庭を手入れしてくれそうな私たちを、この家に呼んでくれた、そしてホタルの光で歓迎してくれたのだと、勝手に思っています。それほどこの庭が大好きで、大事にしていきます。」とおっしゃっていました。
もちろん庭だけでなく家も大事にしてられて、大阪に帰るときは、家や庭に「またくるからね」と声をかけてから帰るそうです。
きっと前オーナーのご主人様にも喜んで頂いていることと思います。

■最後に
奥様に、「大阪にいるときは、お父さんのこんなうれしそうな顔、見たことがないんですよ。」と言いながら写真を見せていただきました。そう話す奥様自身も、とてもうれしそうでした。
ご夫婦ともに本当に幸せで楽しそうで、こちらまで幸せな気分になりました。お時間をいただきありがとうございました。

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第33回 かつらぎ町 斉藤様宅「通勤できる田舎暮らし」

かつらぎ町は和歌山県の北東部に位置し、果樹や串柿など四季折々の豊富なフルーツの町です。また町の中心部を紀の川が東西に流れ、世界遺産に登録された丹生都比売神社など、水と緑に囲まれた美しい町です。
自然いっぱいのかつらぎ町ですが、大阪府に接しておりJR和歌山線が紀の川と平行して走っているなど、交通も便利です。
今回お伺いした斉藤様のお宅は、紀ノ川沿いの幹線道路となる国道24号線沿いで、すぐ裏にはJR和歌山線が通っているなど便利な場所にあります。
母屋と広い庭に、新しく建てた木造りの作業場

■便利なところだからできる「通勤田舎暮らし」
実は斉藤様は、現在も大阪で眼鏡店を営業されており、「田舎暮らし」なのですが通勤をされています。
大阪に住んでいたときも一戸建てだったのですが、どうしても手狭で庭もなく、「いつかは家庭菜園もできる家に住みたい」と思っていたそうです。
また、趣味の木工をできる作業場を作るスペースも欲しかったそうです。
若い頃にはサーフィンをされていて、和歌山にはなじみがありました。5年ほど前には、和歌山県の海沿いの印南町に別荘を買ったそうですが、別荘では休みの日にしか行けませんでした。そこで「通常の生活もできる田舎暮らしをしたいと思い、現在の家に決め、奥様とご両親と一緒に住むようになったそうです。
母屋はご両親も暮らしやすい和風の平屋。
近所の子供が遊びに来るので、鉛筆型の門柱を自作。

■家族みんなで、無理をしない田舎暮らし
現在の家を決められたポイントは、
1. 緑も豊かながら、通勤もできる交通が便利な場所
2. 庭が広く、木工の作業場もできる
3. ご両親と一緒に住むため、福祉サービスも利用でき、
病院なども近いこと
などでした。
現在の家は幹線道路近くですが、周りを果樹園に囲まれ緑も豊か。それでいて日常の買い物にも便利。また役場や消防署・病院(県立医大紀北分院)なども近く、何かあったときも安心です。
ご両親は地方出身で、大阪では高齢になってからあまり外に出なくなっていました。ところがこの家に越してからは、庭に出て日向ぼっこをしたり畑を見たり、大阪で住んでいた頃よりも生き生きとしているように見える、と斉藤様。
もちろん斉藤様と奥様も、毎日が充実されているそうです。
田舎暮らしというと生活には不便というイメージがありますが、通勤には少し時間がかかるだけの「無理をしない田舎暮らし」を実践されています。

■地域に溶け込んで
便利な場所とはいえ、農村地帯なので町内の活動も活発。斉藤様も最初はとまどったそうです。しかし、近所の方も果物や野菜を届けてくれたり、近くの子供が遊びに来たりして、すぐに溶け込めたそうです。
まだしばらくはお店も続けますが、ゆくゆくは完全に定住して、木工や近隣で田舎暮らしをしている知人との交流など、「時間がいくらあってもいい」毎日を過ごされたいとのこと。
斉藤様の人柄と若さなら、きっと充実した田舎暮らしを続けていかれることと思います。
作業場兼、斉藤様の「城」。
時には町内の会合も。

>>斉藤様の木工ホームページ(K’s WOOD WORKS)

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第32回 有田川町 永田様宅「時間がゆっくり流れる古民家」

有田川町は和歌山県のほぼ中央に位置し、その名のとおり有田川に沿って東西に細長い形状をしています。南北を山に挟まれ、東側は紀伊山地で奈良県にも接しています。西は有田川の河口に位置する有田市に接し、境界付近には高速道路の有田ICがあるので、町の入口までのアクセスは良くなっています。
今回お伺いした永田様のお宅も、有田ICから車で20分程度と便利なところながら、山間からみかん山を上った、眺めも良く気持ちのいい場所に立つ古民家でした。
永田様は大阪生まれで、Iターンで和歌山県にやってきました。ご主人は大阪で勤めていたのですが、林業関係の仕事があり、7年前にご夫婦で日高川町に引っ越してきました。
このコーナーで紹介する方は、退職されてから第二の人生を楽しまれている方が多いのですが、永田様ご夫婦は「この集落でいちばん若いかな」という若さです。
もともとアウトドアが好きで、和歌山県には良く来ていたそうです。奥様も田舎暮らしには賛成で、ご夫婦揃って理想の田舎暮らしを始めました。
奥様は天然酵母のパン教室など、古民家でワークショップを開催されています。現在、パン工房にむけて準備中です。
今回お伺いした古民家には昨年の8月頃引っ越してきたそうなのですが、それまでIターンしてからの約7年間、理想の古民家を探していたそうです。

木が好きな永田様は、木でしっかり作られた古民家を探していたのですが、最近は農村部といえども古民家は残っていません。それでも妥協せずに探していたところ、紹介されたのが今回の家。「スエタカさんに連れてきてもらって、ひと目みて決めました。」とのことで、理想にぴったりの古民家でした。
古いだけでなく、直前まで住んでいたので母屋は手入れもされており、数年前にリフォームしたことから、浄化槽があり水回りも不便はありません。
築100年ほどになる母屋は、典型的な古民家の「田の字」の間取りと土間、そのうえ庭を挟んで立派な長屋門があります。ほかにもかなり傷んではいますが、3部屋続きの離れに、蔵もあります。
チェンソーアートもされるご主人は、休みを利用して少しずつリフォームしていくのを楽しみにされています。
現在は比較的新しい長屋門を改装中で、パン工房の調理場やお客様のランチスペースにする予定だそうです。

取材に訪れたとき、懐かしい作りの古民家に入り、奥様の天然酵母パンをいただき、この生活のすばらしさを熱くやさしく語るお二人と話していると、気がつけば予定の時間を大幅にオーバーしてしまいました。環境、家、そして永田様ご夫婦。あまりの心地よさに、時間の感覚がマヒしていたようです。貴重な時間をいただきありがとうございました。

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第31回 白浜町 佐藤様宅「広い畑で農作業」

白浜町は、言わずと知れた一大温泉郷「白浜温泉」がある温暖な町です。しかし、今回訪れた佐藤様のお宅は、同じ町内にもかかわらず、まるで離島の小漁村のような雰囲気がある静かな一角でした。
幹線道路から少し入っただけですが、家のすぐ裏が堤防を挟んで小さな砂浜で、数軒の家があるだけの静かで美しい入江に面した集落。家のすぐ裏の海岸。家から徒歩10秒!今回ご紹介する佐藤様は、退職する前から田舎暮らしを夢見ていたそうで、雑誌などを見て物件を探していたそうです。

条件は、
 ・畑がたくさんできるところ
 ・暖かいところ
 ・静かでも生活に便利なところ

でしたが、「土地が広い」「暖かい」「生活に便利」となると、なかなか条件に合うところが見つかりません。土地が広いと山奥だったり、暖かくて便利なところでは畑も小さい。
そんなとき、雑誌で見たスエタカの物件が今の家です。
現役時代にはよく和歌山に仕事で来ていたことや、姉夫婦が和歌山在住でもあり、和歌山県にはなじみがありました。
佐藤様はさっそく見に来て、一目で気に入って即決し、昨年の4月に引っ越してきました。

■広い畑で農作業
まず第一の希望であった「畑をたくさんできるところ」ですが、なにしろ土地が広い! 1000坪以上あり、いろいろな野菜を思う存分作れます。それに、トラクターも入る倉庫もあり、農器具置き場に不自由はしません。畑も広いので、さっそく中古のトラクターを購入して愛用しています。「まだまだ1年目なので、思うような出来ではない」と謙遜されていますが、訪れたときは立派な大根を収穫中でした。
職場の人たちに、いろいろな作物をもっていく約束をしているので、よろこんでもらえるものを作りたいとのことです。

■暖かく、海が目の前
次の条件「暖かいところ」ですが、もちろん温暖な白浜町なので条件には合致。また、はじめは「海に近いといいなあ」程度だったそうですが、実際に来てみれば家の裏がすぐに海!小さな砂浜もあります。
「海に近い」どころか、海岸に隣接していますので小さな砂浜が庭のよう。波が心配に思われますが、田辺湾のそのまた入江で防波堤もあり、波も静か。
もともとが半農半漁の家だったようで、海に直結した屋根付きの舟置き場もあります。
まずは船外機付きのゴムボートで海へ出てみたそうです。舟置き場。スロープで海に直結。家が海に面しているので、いつでも好きな釣りができるとのこと。フラッと釣りに行って、自分が食べる分だけ釣れれば帰ってくるという、夢のようなお話しもされていました。

■交通・生活に便利
佐藤様は長年、名古屋で会社員として勤め上げ、今は非常勤の役員をされていらっしゃいます。奥様は仕事もあり名古屋在住なので、月に数日は名古屋に行かれているそうです。また、息子さんや娘さんは京都・東京におられ、あまりにも遠いところだと不便。
こちらのお宅は静かな環境にありながら、白浜町でも田辺の市街地寄りにあり、高速道路のインターチェンジ(南紀田辺IC)や、南紀白浜空港に車で10~15分程度と近く、交通の便が非常に良いところです。
そのため買い物や病院など、生活に不便はありません。コンビニエンスストアも車で2~3分。歩いてでも行ける「とれとれ市場」には温泉施設もあり、気が向けばすぐに温泉にも入れます。
そんな便利なところにもかかわらず、小さな入江に面した4~5軒だけの集落なので、みんな気さくに声をかけてくれるそうです。
1年前まで都会でバリバリ働き、現在も役員をされている佐藤様ですが、取材に訪れたときは離島の小さな農漁村のような雰囲気にすっかり溶け込んでおられました。

去年は引っ越してきたばかりでトマトやトウモロコシなど難しい作物は失敗したそうですが、今年は成功させたい、他にもいろんな野菜作りにチャレンジするのも楽しみにしています。
舟置き場もあるので、小さな舟を買って釣りに行きたいなど、理想の物件を得た佐藤様、田舎暮らしに夢もふくらみます。

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第30回 紀美野町 浅井様のお店「自分が行ってみたいカフェ」

紀美野町は、和歌山県の県庁所在地・和歌山市から近いにもかかわらず、自然が豊かな町です。

今回は、紀美野町の浅井様のお店「ル・クード・ヴァン」に取材に訪れました。
浅井様のお店も和歌山市内から1時間以内で行くことができるにもかかわらず、お店の周りは自然がいっぱいで、お店のすぐ下を流れる川は透き通った清流。浅井様も和歌山市内に住み、お店に通っているほど便利な場所です。浅井様のお店「ル・クード・ヴァン」浅井様はもともと横浜や大阪でレストランやアンティークショップなどを数店舗経営し、20年ほど前からケーキの製造卸も行っていました。
もともとは経営者だったのですが、ケーキづくりに携わるうち、ぼんやりと「素材にこだわった、自分が食べたいケーキを提供する、自分の行きたいお店をつくってみたい」と思うようになりました。
縁あって4年前に和歌山市に移住したころから、その想いが大きくなってきました。自分の想いにあうお店をつくるため物件探しに着手し、海沿いや山あい、いろいろな物件を見て回ったそうです。
そんな中、スエタカに紹介された今の物件が探し求めていた条件に合い、決定したのは6ヶ月前。さっそくリフォームにとりかかり、お店をオープンしたのは取材日の2週間前でした。お店の下を流れる清流ここに決めてからリフォームの間に通う間も、季節の移り変わりで緑の色も変わり、いろいろな花も咲き、天気によってもいろいろな顔を見せる自然にさらに魅せられました。夏にはすぐ下の川がプライベートビーチならぬ「プライベートリバー」にもなり、都会で暮らしてきた浅井様は大満足。
思い描いていた「素材にこだわった、自分が食べたいケーキ」も、「自分の行きたいお店をつくってみたい」も実現できました。お店は、静かな山里を走るとすぐわかる、青い外壁。一歩中に入るとアンティークの雰囲気。そしておいしそうなケーキ、川を見下ろすウッドデッキの気持ちよさと、何度も驚かされます。ウッドデッキは緑の山々に囲まれ、眼下に谷川を眺める抜群のロケーション。店名の「ル・クード・ヴァン」はフランス語で「風」を意味します。ウッドデッキに腰を下ろすと、店名の意味がよくわかります。今はちょうどサルスベリの花が咲いていましたが、春には桜も眺められるそうです。
これから冬に向けて薪ストーブも準備中で、すでにたくさんの薪を用意されています。ケーキは「この素材と手間なら、都会ならこの値段で商売にならないけどね。」といいながら、自分で食べたいものをつくり、お客様に喜んでいただくとの想いで提供しています。
開店したばかりですが、「近くの方がよく来てくれますよ」とのこと。取材中も数組のお客様が来られ、「お昼ご飯の後でお茶だけのつもりだったけど、おいしそう!」と言ってケーキを注文され、ウッドデッキでゆったりと過ごされていました。
これから気候も良くなってくるので、大阪の知人にもドライブがてら来てもらい、ぜひこのロケーションを楽しんでほしいとのこと。
別棟のアンティークショップ小さな別棟にはアンティークの家具や小物を集めたショップも作られています。今も月に1~2度は大阪に行っているとのこと。アンティークに興味のある方も訪ねてみてはいかがでしょうか。


お店紹介
ル・クード・ヴァン
住所  :海草郡紀美野町蓑津呂
定休日 :毎週水・木曜日、毎月第1日曜日、毎月21日
営業時間:11時~17時

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第29回 橋本市 濱本様宅「身体、人、地球にやさしいカフェ」

橋本市は和歌山県の北東端、紀伊半島のほぼ中央に位置し、北は大阪府、東は奈良県に接する、緑豊かな田園都市です。
世界遺産に指定された高野山の玄関口に位置し、水の恵み豊かな紀ノ川が街の中心を流れています。

今回は橋本市に住む濱本様宅に取材に訪れました。
濱本様はここ橋本市で、石窯・天然酵母パンとカフェのお店をしています。
もともと濱本様は大阪や神戸でパン店を営業していました。橋本市にある濱本様宅毎日のパンづくりの中で、少しずつ天然酵母を使った身体にやさしいパンへの興味を持つようになり、独学で天然酵母のパンづくりを始めました。
そうするうちに、本格的に薪を使い、石窯で焼いたパンを作りたいという気持ちが高まってきたそうですが、街中では薪を炊く石窯は使えません
「石窯で焼いた天然酵母のパンを作りたい」
その強い気持ちが、田舎暮らしを始めるきっかけとなりました。石窯で天然酵母のパンが焼かれます石窯で天然酵母のパンが焼くことができる場所を探しはじめた濱本様は、近畿圏各地を見回りましたが、条件に合う場所に巡り合えませんでした。

そんな中、スエタカ様より橋本市の山間部に最適な場所があると知らされた濱本様。
高野口町のその場所は、景色もよく、一目で気に入りました。

2008年から田舎暮らしが始まった濱本様。
「これで待望の石窯でパンが焼ける。」
その思いを現実のものとするため、半年がかりで家屋の手直しから自分で作る石窯。ホイロと呼ばれる発酵器やその小屋をすべて独学で作り開店準備にとりかかり、ようやく昨年の秋に夢であった石窯・天然酵母のお店「Coccolo(コッコロ)」をオープンさせることができました。入り口には天然酵母のパンが並んでいます今はまだ平日は仕事をしているため、土日のみしか営業をしていないのですが、それでもクチコミを通じて近所はもちろん高野町や大阪といった遠方からのお客さんも少しずつ増えてきました。

人に優しく、心にもやさしい。そして地球にもやさしいものを、と濱本様のスタイルを求めて、定期的に購入してくれるお客様もいるそうです。

Coccoloではパンの販売以外にも、奥さんがカフェを営んでおります。
マクロビオティックのランチここCoccoloは私たちのまわりで、ごく当たり前になった電化製品や便利な機械などから、今は忘れられようとしている手づくりで自然な食、薪で焼き上げる天然酵母パン、一面の里山風景などが、私たちの心と自然とのバランスを保つことができる、そんな生活があるということを改めて認識させてくれる場所なのかもしれません

濱本様は、店のコンセプトでもある「のんびり・ほっこり・癒しの里」を、この地を訪れる人々はもちろん、多くの方に感じ取っていただきたい、と語っておられました。

お店紹介

Coccolo
橋本市高野口町田原
営業日:土曜・日曜のみ 

手作りのホイロー(発酵器)

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第28回 美浜町 H様宅「ピッタリの条件が見つかった」

美浜町は和歌山県の中部、日高郡の西端に位置していて、紀伊水道に面している県内で太地町に次いで狭い町です。

今回は美浜町に住むH様宅に取材に来ました。
もともとH様は大阪出身でしたが、2009年4月ここ美浜町で田舎暮らしをスタートさせました。

田舎暮らしを始めたきっかけについて聞いてみました。
もともと大阪では小売業界に勤めていましたが、これからはインターネットは伸びる、と確信し、7年前に起業し、店舗販売とインターネットショップを立ち上げました。

しかし場所は大阪ともなると、家賃や倉庫経費がネックになってきます。
そこでインターネットショップのみにすることで、大阪でなくても倉庫経費が抑えられる田舎でもやっていけるのではないか、そうH様は考えました。
それから近畿一円色々なところを見て回ったそうです。決め手だった併設された倉庫H様の希望に沿う物件にはなかなか出会えなかったのですが、二度目の和歌山で美浜町に来たときは、「ここだ!」というくらい衝撃が走り即決したそうです。
一番のポイントは家と倉庫(事務所)が隣接していることで、ここがそれにピッタリあてはまっていました。そしてもう一つ、大阪とほぼ変わらない気候。
冬でも雪の心配もなく、倉庫に保管している商品も心配ないからだそうです。

インターネットショッピングを始めてもうすぐ1年になるのですが、実はご近所でもH様がインターネットショッピングを運営していることは殆ど知られていないらしいのです。その理由は「お付き合いで買って頂くのではなく、本当にいいと思ってもらった人に買ってもらいたい」という思いがあるからそうです。商品の発送準備中ですまた同様に和歌山での生活も2年目を迎えるのですが、大阪との違いについてお聞きしたのですが、少し意外な答えでした。生活で必要なものは少し車を走らせればほとんど手に入るし、逆に大阪より便利かもというものでした。
確かにここは高速道路のICからほど近く、数キロ圏内には大きなスーパーもあります。
またインターネットショッピングを利用すれば、今や何でも手に入る時代です。
言われてみれば納得の答えでした。
また、「苦労というわけではないけれど、一生懸命走ってきたので、趣味を持つ時間がなかったかな」とも話してくれました。

そんな美浜町がすっかりお気に入りのH様にこれからの将来について伺いました。
「しばらくはここで続けていきたいけれど、年齢を重ねて行くと、また違う生活になると思うので、その時はまた考えていきたい。そういうのも見据えて、いろんなところを見回ったというのもあり、それにピッタリだったのものここ美浜町の物件だった」と話してくれました。

いろいろなお話をしていただいたH様は、次なる夢に向けて、今日もここ美浜町から全国に向けて、買って頂いたお客さまの喜ぶ顔を想像しながら真心を込めて送り届けています。

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第27回 有田川町 鈴木様宅「笑顔あふれるユートピアを作りたい」

有田川町は和歌山県のほぼ中央に位置し、東は紀伊山地、北は長峰山脈、南は白馬山脈、西は有田市に囲まれた東西に細長い形状をしています。
また、空海が高野山を開設した時代に高野有田街道が開かれたことで歴史的な発展が始まりました。

今回は有田川町に住む鈴木さん宅に取材に来ました。
田舎暮らしは12年ほど前から始めていましたが、そのときは仕事の関係で週末や休みの時に限られていました。
そして時間に余裕が出てきた2年前からここでの永住生活が始まりました。築60年過ぎてもなお現役の鈴木様宅12年前といえば、まだインターネットが出始めたばかり。
そのとき田舎暮らしの情報収集といえばもっぱら雑誌からでした。
ちょうど田舎暮らしがブームとなった頃で、田舎暮らしを取り上げる雑誌がたくさん出版されていました。
そして、ある1冊の雑誌との出会いが、鈴木さんを田舎暮らしへと導いたのでした。

当時、鈴木さんは大阪で仕事をしていて、ビルやコンクリートで囲まれた生活でした。
その反動もあり、都会では普段接することのできない自然への憧れを持つようになりました。
歳月を重ねていく毎に憧れが大きく膨らみ、都会の雑踏から離れてのんびりとできたらなあ、と思うようになりました。
そしてそのとき手にした雑誌によって、憧れだった田舎暮らしを実現させるようになりました。
兵庫県や三重県、岡山県や奈良県と色々な場所を見回ったのですが、なかなか条件に合うものが見つかりませんでした。それでも諦めずに探し続け、有田川町に向かっていた途中のトンネルを抜けたときに、鈴木さんの目にパッと飛び込んできた景色に心を奪われました。
「トンネルを抜けた時は、まるで別世界に来たようだった」
その感動に加え、考えていた条件もぴったりだったことで、この場所に決まったそうです。

田舎暮らしで永住を始めてから2年、今年から町内会の役員を務めるなど、すっかり有田川町民となった鈴木さん。
12年前から年に1回の総会には必ず出席し、地元の方との信頼関係を築いてきました。
役員となった鈴木さんは、集落の活性化を目指し、年間を通じてさまざまな取り組みを実施してきています。

まずはワサビ畑の取り組み。集落を流れる澄んだきれいな川が流れていることもあり、ワサビを収穫し有田川町の代表的な作物にしよう、という思いから皆で取り組み始めました。
そして集落の人たちだけでなく、町を離れた息子さんやお孫さんが喜べるように季節行事としてのお花見や夏祭りを開催しました。
これがすごく好評で、「こういう祭りがあるのなら毎年帰って来たい」という言葉もこぼれるほどでした。
他にもいろいろなイベントの実施を予定していて、今では集落に活気が戻ってきているとか。
他にも子供たちが喜ぶ化石採掘プロジェクトも計画中で、実現する日を夢見ています。有田川町で見つけた化石鈴木さんに田舎暮らしの感想を聞いてみると、「来てよかった!」と言ってくれました。
毎日、奥さんが家庭菜園で育てている美味しい無農薬野菜が食べられ、そしてご近所づきあいで生まれる信頼関係、何一つ不自由さや不便さを感じることはないそうです。
「逆に不便なところを楽しむのが田舎暮らしの醍醐味」とまでお話してくださる鈴木さんの顔には笑顔がこぼれるほど今の暮らしの充実さをうかがうことができます。奥さんは家庭菜園をしています村ではまだ若手新米役員の鈴木さんですが、集落を思う気持ちは地元の人たちと同じ、いやそれ以上です。
鈴木さんの夢を実現させる旅はまだ始まったばかりです。

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第26回 美浜町 奥野様宅「素敵な仲間との出会いと広がるつながり」

美浜町は和歌山県の中部に位置し、日高川河口右岸から海岸線に沿って展開する町で、黒潮おどる太平洋や紀伊水道をへだて四国徳島をのぞむ瀬戸内海の南の入り口となっています。
太平洋に面する砂州海岸には、大正末年にこの地を訪れた近藤一路画伯が、雲煙模糊たる長汀と青松の景観を見て名づけられた「煙樹ヶ浜」があり、全長約4.6キロメートル、幅最大500メートルの近畿最大の松林が広がります。

さて、今回取材させていただいたのは奥野さんのお宅。
奥野さんは2年ほど前にここ美浜町のお宅を購入したのですが、仕事の都合上すぐに引っ越せず、その翌年にようやく引っ越すことが出来て、それから奥野さんの田舎暮らしがスタートしました。
玄関からは広がる海が眺められます温暖な和歌山に転居すると決めて、いろいろと見回ったのですが、なかなかいい物件に巡り合えず、ようやく最後に見たここの場所が奥野さんのイメージにぴったりだったそうです。
静かな環境、平屋建て、小奇麗。直ぐに購入の方向で動き始めたとのことです。

奥野さん自身壁を作らない気さくな性格で、普段、犬の散歩を兼ねて、地域の方々とのコミュニケーションの時間を大切にしています。

近所はIターンで来られた方たちが多く、その方たちの積極的な取り組みや活動に、奥野さん自身も参加しています。
また前の家主さんとも今でも連絡を取り合っていて、5月にはその方の知人を含め、活動の仲間、近所の人20名ほどをご自宅に呼んでパーティーを開催したのですが、やはりそこでも人のつながりの大切さというのを実感したそうです。

そういった活動を続けていくことで、出会いの素晴らしさが生きるエネルギーとなり、そして奥野さん自信の支えとなっているそうです。
犬の散歩は大切なコミュニケーションの時間です奥野さんは、かつてご主人がシニア海外ボランティアで活動していたときに出会ったご夫妻の生き方にたいへん共感し、人と人とがつながる素晴らしさ、大切さを感じ、そこから考え方、生き方が変わって、先のようなパーティーを開いてみようと思うようになったのだそうです。

そうお話してくださる奥野さんは、いい仲間に出会えたことはすごく幸せで、良いタイミングで出会ったのは幸運、とは言っていましたが、積極的に活動をしていたからこそ、巡り合えたのでしょうね。
たくさんのお話していただきましたが、どの話もすごく楽しくお話していただき、そして常に笑顔の奥野さんでした。

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第25回 有田川町 由井様宅「直売所で生まれるコミュニティ」

有田川町は和歌山県のほぼ中央に位置し、東は紀伊山地、北は長峰山脈、南は白馬山脈、西は有田市に囲まれた東西に細長い形状をなしています。 また空海が高野山を開設した時代に高野有田街道が開かれたことで歴史的な発展が始まりました。

さて、今回取材させていただいたのは由井さんのお宅。 由井さんが有田川町に来られたのは平成18年の1月ごろ。 今年に入り、4年目の田舎暮らしになります。
有田川町にある由井さん宅由井さんがここ和歌山県有田川町での田舎暮らしを決めたポイントは、アクセスのよさからだそうです。 由井さんの田舎は高知県で和歌山港からフェリーが出ています。そしてお子さまたちは隣接する奈良県です。ちょうど真ん中の和歌山県がベストだったそうです。

そもそもなぜ田舎暮らしをはじめたのかをたずねました。 お仕事をされているときは、普段平日は家の中で過ごす時間より会社にいる時間が多いため、何も感じなかったことが、リタイアされて家の中で過ごすことが多くなったときに、ふと「家が小さく感じる」と思ったそうです。

そう思ったときから由井さんの物件探しが始まりました。 いろんなところを見て回りましたが、やはり立地条件としては見晴らしのいいところ。 そして奈良県にも高知県にもアクセスがいいところ。 これらの条件にぴったりな物件が有田川町で見つかりました。

田舎暮らしを始めて3年。 今では家庭菜園でいろいろなものを作っています。 そしてこれから春、夏にかけていろんな野菜がこの畑で育ち、収穫されます。 また庭の一角には奥さんが育てている花畑があり、こちらも暖かい季節になると色とりどりに咲き乱れるそうです。
暖かくなるといろんな作物が育ちます由井さんが丹精込めて育て、そして収穫された野菜たちは、土日になると有志で建てた近所の直売所で、ご近所の方やそこを訪れる観光客に販売されるそうです。 その直売所で集まることで、ご近所さんとの楽しい会話が生まれ、コミュニティが形成されるのです。
土日になるとご近所さんが集まります 由井さんに今後についてたずねてみました。 まだまだ体が元気な間はここで頑張って田舎暮らしを堪能したいけれど、立地的にここは山の上に位置するので、車がないと生活するには少し困難です。 ですが、ゆくゆくは、もう少し生活に便利な別の場所で、次ぎの田舎暮らしをはじめようかなと思っています、とのことでした。

確かに田舎暮らしをするにあたって、年を経ていくと困難なこともありますが、その場所、土地で出会った人たちとのつながりはいつまでも続きます。 田舎暮らしと一概に言っても、いろんな楽しみ方があるものですね。
みなさまも、人と人との繋がりを強くさせる田舎暮らしを始めてみませんか?

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