第37回 海南市 I様「平日田舎事務所」

前回に続いて海南市ですが、今回は海寄りの山上にある別荘地にあるI様宅をご紹介します。

県庁所在地・和歌山市の隣の海南市ですが、ミカン山を登った山頂にあるので静か。和歌山市内を見下ろす高台で、紀伊水道を越えて淡路島や四国まで見渡せる最高の眺望です。

■「平日田舎事務所」
いつもご紹介しているお宅は、移住されている方が中心、そして週末田舎暮らしの方が多いのですが、今回訪れたI様は少し違います。この家を「平日田舎事務所」として使うという、新しい形の田舎暮らしでした。

I様は和歌山市内在住の機械関係のエンジニア。現在は独立してお仕事をされています。以前は市内に事務所を借りていましたが、娘さんも大学生になって家を出たこともあり、「事務所の家賃を払うなら、いっそのこと静かなところの家を買って事務所にしたらどうだろう?」と、今年になって探し始めました。

そこで紹介されたのがこの家。別荘として最近まで使われており、すぐにでも使える状態の物件でした。

ログハウスのリビングに薪ストーブ
■眺望・ログハウス・薪ストーブ・・・一目で即決
自宅から近いのに初めて来た見晴らしのいい別荘地。紹介された物件は、ログハウスのリビングに薪ストーブ、広いウッドデッキなど、申し分ありません。別荘地に入ってくる道が少し狭いですが、オフロードバイクでのツーリングも好きなI様には抵抗もありません。インターネットが引けることを確認して即決しました。

購入してからログハウスの外壁やウッドデッキを自分で塗装したくらいで、ソファーやベッド・洗濯機なども残っており、すぐにでも住むこともできる状態でした。

自家用車で少しの荷物を持ってきただけですぐに事務所として使い始めることができ、静かな環境は仕事にもぴったり。眺望もいい静かな環境で鳥の声を聞きながら仕事をするのは、まさに「リゾートオフィス」です。

和歌山市内は足下に、淡路島や四国も一望。特に夕日は最高。
■趣味にも最適・最高の眺望
山上にあるので、趣味のアマチュア無線では岡山まで電波が飛び、大学時代の友人と話ができるそうです。またウッドデッキに天体望遠鏡を出して星空を眺めるのもお気に入り。

なんと言っても淡路島に沈む夕日と黄金に輝く紀伊水道が最高に美しく、「ここにしてよかった!」と実感。

平日はこちらに泊まることが多いそうですが、自宅までバイクで30分ほどなので、奥様も安心。

毎週末には周辺の別荘も賑わいます
30軒ほどの別荘地ですがいつも居る方は少なく、平日は静かで仕事に集中できます。毎週末には近くの人も来て賑やかになるので、それほど寂しくはありません。

自治会もあるそうで、先日もみんなで草刈りをするなど周辺も比較的綺麗に保たれています。

仕事場としてはもちろん、趣味のアマチュア無線や天体観測などにも最適。和歌山市内からも近いので、家族や友人も来てバーベキューをするなど別荘としても大活躍の家。

「こんな物件に出会えて良かった」という、お気に入りの「平日田舎事務所」でした。

和歌山で暮らそう。
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