第26回 美浜町 奥野様宅「素敵な仲間との出会いと広がるつながり」

美浜町は和歌山県の中部に位置し、日高川河口右岸から海岸線に沿って展開する町で、黒潮おどる太平洋や紀伊水道をへだて四国徳島をのぞむ瀬戸内海の南の入り口となっています。
太平洋に面する砂州海岸には、大正末年にこの地を訪れた近藤一路画伯が、雲煙模糊たる長汀と青松の景観を見て名づけられた「煙樹ヶ浜」があり、全長約4.6キロメートル、幅最大500メートルの近畿最大の松林が広がります。

さて、今回取材させていただいたのは奥野さんのお宅。
奥野さんは2年ほど前にここ美浜町のお宅を購入したのですが、仕事の都合上すぐに引っ越せず、その翌年にようやく引っ越すことが出来て、それから奥野さんの田舎暮らしがスタートしました。
玄関からは広がる海が眺められます温暖な和歌山に転居すると決めて、いろいろと見回ったのですが、なかなかいい物件に巡り合えず、ようやく最後に見たここの場所が奥野さんのイメージにぴったりだったそうです。
静かな環境、平屋建て、小奇麗。直ぐに購入の方向で動き始めたとのことです。

奥野さん自身壁を作らない気さくな性格で、普段、犬の散歩を兼ねて、地域の方々とのコミュニケーションの時間を大切にしています。

近所はIターンで来られた方たちが多く、その方たちの積極的な取り組みや活動に、奥野さん自身も参加しています。
また前の家主さんとも今でも連絡を取り合っていて、5月にはその方の知人を含め、活動の仲間、近所の人20名ほどをご自宅に呼んでパーティーを開催したのですが、やはりそこでも人のつながりの大切さというのを実感したそうです。

そういった活動を続けていくことで、出会いの素晴らしさが生きるエネルギーとなり、そして奥野さん自信の支えとなっているそうです。
犬の散歩は大切なコミュニケーションの時間です奥野さんは、かつてご主人がシニア海外ボランティアで活動していたときに出会ったご夫妻の生き方にたいへん共感し、人と人とがつながる素晴らしさ、大切さを感じ、そこから考え方、生き方が変わって、先のようなパーティーを開いてみようと思うようになったのだそうです。

そうお話してくださる奥野さんは、いい仲間に出会えたことはすごく幸せで、良いタイミングで出会ったのは幸運、とは言っていましたが、積極的に活動をしていたからこそ、巡り合えたのでしょうね。
たくさんのお話していただきましたが、どの話もすごく楽しくお話していただき、そして常に笑顔の奥野さんでした。

和歌山で暮らそう。
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