第8回 中辺路町 徳岡亮一様宅「烏骨鶏と健康に暮らす」

京都から熊野本宮大社を参る「熊野古道」。 現在の田辺市周辺からは海沿いを大きくめぐる「大辺路ルート」と山中を東に抜ける「中辺路ルート」に分岐します。
中辺路ルートは熊野詣にもっとも多く使われた道で、江戸の中期には1日に800人もの参詣人が宿泊したそうで、列を成す様子から「蟻の熊野詣」といわれたほどです。世界遺産登録後は、地元の語り部ガイドさんなどと古道を散策する観光客も多く見受けられます。


今日も語り部に連れられたハイカーが歩いてます。

徳岡さんは大阪でのお勤め時代に胆石を患い、約1年半もの入院生活を送りました。
その療養もかねて、定年退職とともに会社時代の友人の紹介で和歌山県中辺路町に転居。入院生活以降、健康管理には人一倍気遣う生活を送る中、烏骨鶏の卵と出会いました。退院後も残った黄疸症状などが烏骨鶏の卵を飲み続けるうちに改善され、今ではとても健康に生活されているそうです。
中辺路町への転居を機に自分でも烏骨鶏を育ててみたいと、全国を探し始めたところ、地元中辺路町に純粋な烏骨鶏がいることを知り、譲りうけたオス・メス1羽づつから飼育を開始。現在では150羽以上を飼育するに至り、4年前からはインターネットでの通信販売も始め、好評を得ています。
「烏骨鶏ファーム」ホームページ >>


綿毛のカンムリがかわいい烏骨鶏(写真左)朝・昼・夕と1日3回卵を集めます。(写真右)

徳岡さんの烏骨鶏は、平飼いで、餌も近隣の農家が自家用に作っている野菜の残りなどと自家製ハーブを組み合わせ、人の口にも入るものを豊富に与え育てているそう。ホームページにも烏骨鶏の卵を飲み始め、血液検査の結果が改善された人や、不妊症を克服した人などからの投稿が多く寄せられています。「生き物相手なので土日も目が放せず大変だが、喜んでくれる人の声も聞け、やりがいのある仕事。」と自分の信じた健康づくりの秘訣をお客様と共有できることに喜びを感じておられます。
現在の住まいは中辺路町に転居してから2件目の住居。基礎工事や水周りなどは専門の大工さんにお願いしましたが、木材集めや木材のカット、外装・内装工事などは近隣のお友達と4ヶ月かけてこつこつ自作。「素人作業ながらも納得の出来栄えに満足。」されているそう。烏骨鶏と共に健康な田舎暮らしを楽しまれている徳岡さんでした。


おうちは大きな一間をゆったり使ってます(写真左)今日も烏骨鶏を守ってます(写真右)

「烏骨鶏ファーム」ホームページ >>
TEL:0739-64-1856

和歌山で暮らそう。
田舎暮らし物件のご相談はスエタカ